ホーム > 取扱商品 > 手彫りの印鑑が出来るまで

  • 1.印稿の作成

  • 2.印材

  • 3.印面修正

  • 4.朱墨打ち

  • 5.字割付

  • 6.字入れ(布字)

  • 7.字入れ完成

  • 8.荒彫り1

  • 9.荒彫り2

  • 10.荒彫り3

  • 11.荒彫り4

  • 12.荒彫り完成

  • 13.印面直し

  • 14.墨打ち

  • 15.仕上げ1

  • 16.仕上げ2

  • 17.仕上げ完成

  • 18.捺印

  • 19.完成

<< 印稿の作成 >>

まずは印稿(下書)をつくります。今回は俳優の「高橋英樹」さんで。書体は、中輪/細篆書です。

<< 印材 >>

今回の印材は本柘5分(15mm)丸です。

<< 印面修正 >>

砥石やとくさいたを用いて印面を丁寧に修正します。

<< 朱墨打ち >>

修正した印面に朱墨を均等に塗ります。

<< 字割付 >>

選んだ書体や字数に合わせて字割線を引きます。

<< 字入れ(布字) >>

字割付で線引きした印面に印稿を見ながら墨で逆文字を書いて字入れを行います。

<< 字入れ完成 >>

彫り上がりのイメージ通りになるよう心がけ、上下左右のバランスをとりながら、字画の曲がりなどに注意して丁寧に字入れします。

<< 荒彫り1 >>

まずは輪郭から荒彫りを始めます。

<< 荒彫り2 >>

枠を1周彫りました。続いて字割線にそって荒彫りします。

<< 荒彫り3 >>

文字を残して彫りました。なるべく深・浅のないように底を揃えます。

<< 荒彫り4 >>

続いて文字を彫ります。字入れした墨線を傷つけないよう細心の注意をはらいながら彫刻してゆきます。

<< 荒彫り完成 >>

荒彫りが出来上がりました。

<< 印面直し >>

荒彫り後、砥石やとくさ板で印面のカエリ補正とつや出しの印面修正をします。鮮明に捺印するための大切な作業です。

<< 墨打ち >>

綺麗になった印面に墨を打ち、次に行う仕上げ作業がし易いようにします。

<< 仕上げ1 >>

かなり丁寧に荒彫りを行っても線は太く、線の交差部分などに彫り残しがあります。仕上げ刀を使い仕上げ作業を行います。右側「英樹」を仕上げてみました。くらべてみると違いが良く解ると思います。

<< 仕上げ2 >>

一点一画までに心を配り慎重に仕上げていきます。

<< 仕上げ完成 >>

仕上げ作業が終わりました。綺麗に仕上げられている見えますが、試し押しを繰り返し、気になる所を手直しします。

<< 捺印 >>

印面にむらなく朱肉をつけ、慎重に捺印して仕上がりです。

<< 完成 >>

手彫り印鑑の作業工程、いかがでしたか?一生お付合いさせていただく大切な印鑑です。これからも唯一無二の印鑑を真心を込めて彫刻させていただきます。